ディ・チェコ全粒粉パスタの品質

香り高く、しっかりとした味を持ち、苦味がない。そんな独特の全粒粉パスタです。

創設以来、低温でゆっくりパスタを乾燥する「ディ・チェコ製法」で高品質のパスタを保証してきました。今もその製法を受け継ぎ、パスタ作りを続けています。

今日、外部機関 - その名も高いミラノ大学 - によって、

それが立証されました。
 

ミラノ大学研究員の方々が行われた調査で、ディ・チェコ全粒粉パスタが次のような特長を持つことがわかりました:

  • 小麦胚芽を含み、分析したものの中で唯一、低温でのゆっくり乾燥の効果をすべて示している

  • 分析した各パスタの中で、セモリナの有機的特性と栄養的特性をより良く保っている

  • 強い香りとしっかりした味を持ち、苦味がない

  • 簡単に言ってしまえば、より味が良く、小麦本来の特長をより大切にしている

高温でパスタを乾燥するとどうなるの?

高温で乾燥すると、パスタを構成する要素に「熱損傷」と呼ばれる変化が起こります。

その結果、栄養の面でも有機的にも貧弱なパスタになってしまいます。

研究室でフロシンとピラリンの量を計測すると、熱が害を及ぼすことがわかります。高温で乾燥させるとこの二つの物質の値が高くなり、大切な栄養分(アミノ酸)が失われてしまいます。

では、ディ・チェコのパスタは?

ミラノ大学が行った調査で、フロシンとピラリンの値が特に低いのがディ・チェコのパスタだったという結果が出ました。

低温乾燥方法を使うパスタ製造会社はごく少ないのですが、
絶品で栄養分をより良く保つパスタを作るには、
この低温乾燥が理想的だということが証明されたのです。

ミラノ大学の食品、栄養、環境科学部(DeFENS)研究員の方々がサンプルに使われたのは、イタリア市場に出回る主な全粒粉パスタです。全粒粉パスタの総合的な品質を定義するためのパラメーターを見つけることを目的に、イタリア市場の80%を占める10社の全粒粉パスタ(そのうちビオのものが5つ)が分析されました。

より高品質のパスタをお届けするためのゆっくり乾燥

より高品質のパスタをお届けするためのゆっくり乾燥

次のような特徴を持つ、130年以上前から伝わるレシピを使った伝統的製造方法です:

1

低温での「ゆっくり乾燥」

フィリッポ・ディ・チェコが初の低温での「ゆっくり乾燥」機を発明したのは1889年でした。この方法を今日も引き継ぎ、小麦の風味と芳香やセモリナの自然な色を保つ、高品質のパスタをお届けしています。

2

自社で挽く真の全粒粉

ディ・チェコ全粒粉パスタに使用するのは、すべて私達の製粉機で挽いたセモリナです。選び抜かれた最良のデュラム小麦が、貴重な胚芽が壊れないように丁寧に挽かれ、小麦の粒のすべてのパーツを含む「真の全粒」パスタができあがります。

3

マイエッラ山の冷水

パスタ製造に使うのはマイエッラ山の冷水のみです。15度に満たない冷水を使うことで、パスタが伸びにくくなるのです。

4

ブロンズ製ダイス(押し型)で生まれるザラツキ

ブロンズを使って押し出すことで、絶妙な多孔性を持つパスタが保証されます。この絶妙なザラツキのおかげでソースが上手くからみます。

5

自然に豊富に含まれる繊維とリン

ディ・チェコ全粒粉パスタには繊維とリンが自然に豊富で、タンパク質、鉄分、チアミン(ビタミンB1)、マグネシウム、亜鉛も自然に含まれます。
リン、鉄分、ビタミンB1、マグネシウムは「正常なエネルギー代謝」に貢献します。健康には多様でバランスのとれた食生活と健康的なライフスタイルが欠かせません。